合格率データブック

試験選びに役立つデータ

受験料は、いくらかかるのか

受験料は数千円から数万円まで開きます。教育訓練給付金の対象は講座の受講費用であり、受験料に対する補助はありません。

公開:2026-10-18

受験料は、日商簿記検定の3,300円から、 義肢装具士国家試験の59,800円まで、74試験で 18倍の開きがあります。中央値は11,200円です。

ただ、1回の額だけを見ても足りません。年に2回受けられる試験があり、科目ごとに何年か かけて受ける試験があり、申し込む科目の数や申込方法で額が変わる試験があります。 かかるのは「1回の額 × 受ける回数」です。

1回あたりの額

試験 受験料 何あたりの額か
日商簿記検定 3,300 〜8,800円 1回あたり
秘書検定 3,600 〜7,800円 1回あたり
税理士試験 4,000 〜10,000円 1年度あたり・申し込む科目の数による
危険物取扱者試験 4,200 〜7,200円 1種類・1回あたり(種別による)
消防設備士試験 4,400 〜6,600円 1種類・1回あたり(種別による)
看護師国家試験 5,400 円 1回あたり
保健師国家試験 5,400 円 1回あたり
助産師国家試験 5,400 円 1回あたり
生成AIパスポート試験 5,500 〜11,000円 1回あたり
G検定 5,500 〜13,200円 1回あたり
薬剤師国家試験 6,800 円 1回あたり
管理栄養士国家試験 6,800 円 1回あたり
ITパスポート試験 7,500 円 1回あたり
情報セキュリティマネジメント試験 7,500 円 1回あたり
基本情報技術者試験 7,500 円 1回あたり
応用情報技術者試験 7,500 円 1回あたり
ITストラテジスト試験 7,500 円 1回あたり
システムアーキテクト試験 7,500 円 1回あたり
プロジェクトマネージャ試験 7,500 円 1回あたり
ネットワークスペシャリスト試験 7,500 円 1回あたり
データベーススペシャリスト試験 7,500 円 1回あたり
エンベデッドシステムスペシャリスト試験 7,500 円 1回あたり
ITサービスマネージャ試験 7,500 円 1回あたり
システム監査技術者試験 7,500 円 1回あたり
情報処理安全確保支援士試験 7,500 円 1回あたり
第三種電気主任技術者試験 7,700 円 1回あたり
司法書士試験 8,000 円 1回あたり
3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 8,000 円 学科・実技の両方を受ける場合
宅地建物取引士資格試験 8,200 円 1回あたり
第一種衛生管理者免許試験 8,800 円 1回あたり
第二種衛生管理者免許試験 8,800 円 1回あたり
管理業務主任者試験 8,900 円 1回あたり
マンション管理士試験 9,400 円 1回あたり
理学療法士国家試験 10,100 円 1回あたり
作業療法士国家試験 10,100 円 1回あたり
行政書士試験 10,400 円 1回あたり
第二種電気工事士試験 11,100 円 1回あたり
臨床検査技師国家試験 11,300 円 1回あたり
診療放射線技師国家試験 11,400 円 1回あたり
気象予報士試験 11,400 円 1回あたり
2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 11,700 円 学科・実技の両方を受ける場合
弁理士試験 12,000 円 1回あたり
賃貸不動産経営管理士試験 12,000 円 1回あたり
保育士試験 12,700 円 1回あたり
技術士試験 13,000 円 1回あたり
不動産鑑定士試験 13,000 円 1回あたり
第一種電気工事士試験 13,000 〜14,400円 1回あたり(申込方法による)
第一種電気主任技術者試験 13,800 円 1回あたり
第二種電気主任技術者試験 13,800 円 1回あたり
歯科衛生士国家試験 14,300 円 1回あたり
社会保険労務士試験 15,000 円 1回あたり
医師国家試験 15,300 円 1回あたり
視能訓練士国家試験 15,800 円 1回あたり
一級建築士試験 17,000 円 1回あたり
中小企業診断士試験 17,200 円 1回あたり
二級建築士試験 18,500 円 1回あたり
木造建築士試験 18,500 円 1回あたり
歯科医師国家試験 18,900 円 1回あたり
公認会計士試験 19,500 円 1回あたり
あん摩マッサージ指圧師国家試験 19,500 円 1回あたり
はり師国家試験 19,500 円 1回あたり
きゅう師国家試験 19,500 円 1回あたり
介護福祉士国家試験 20,510 円 1回あたり
柔道整復師国家試験 23,900 円 1回あたり
精神保健福祉士国家試験 24,140 円 1回あたり
社会福祉士国家試験 24,300 円 1回あたり
公認心理師試験 28,700 円 1回あたり
歯科技工士国家試験 30,000 円 1回あたり
救急救命士国家試験 30,300 円 1回あたり
臨床工学技士国家試験 30,800 円 1回あたり
司法試験 32,000 円 1回あたり
言語聴覚士国家試験 38,400 円 1回あたり
原子炉主任技術者試験 52,100 円 1回あたり
義肢装具士国家試験 59,800 円 1回あたり

額が変わる8試験

申し込む科目の数や種別、申込方法で額が変わります。最も安い場合の額で見積もると、 実際に必要な額に足りなくなることがあります。

試験 幅 何で変わるか
日商簿記検定 3,300〜8,800円 税込。受験する級・方式で料金を確認してください。ネット試験の申込先ごとの追加手数料は未確認です。 3級 3,300円/2級 5,500円/1級 8,800円
秘書検定 3,600〜7,800円 紙の試験は第140回の受験料です。CBTは消費税と事務手数料800円を含みます。 1級・紙 7,800円/準1級・紙 6,500円/2級・紙 5,200円/3級・紙 3,800円/2級・CBT 4,900円/3級・CBT 3,600円
税理士 4,000〜10,000円 1年度に申し込む科目の数で変わります。1科目が4,000円、2科目目からは1科目ごとに1,500円が加わり、5科目で10,000円です。何年かに分けて受けると、その年度ごとに手数料がかかります。
危険物取扱者 4,200〜7,200円 甲種7,200円、乙種(各類)5,300円、丙種4,200円。受験する種類ごとにかかります。 甲種 7,200円/乙種(各類) 5,300円/丙種 4,200円
消防設備士 4,400〜6,600円 甲種6,600円、乙種4,400円。種別ごとに申し込みます。
生成AIパスポート 5,500〜11,000円 税込。学生5,500円、一般11,000円。 学生 5,500円/一般 11,000円
G検定 5,500〜13,200円 税込。学生5,500円、一般13,200円。オンライン試験と会場試験の案内で確認しています。 学生 5,500円/一般 13,200円
第一種電気工事士 13,000〜14,400円 インターネット申込み13,000円、書面申込み14,400円。学科・技能にそれぞれ払う額ではありません。 インターネット申込み 13,000円/書面申込み 14,400円

同じ年にもう一度受けられる試験

年に2回ある9試験では、1回目に落ちても、同じ年にもう一度受けられます。 そのかわり、受験料ももう一度かかります。

試験 1回あたり 実施
応用情報 7,500円 年2回(春期・秋期)
支援士 7,500円 年2回(春期・秋期)
G検定 5,500円 2027年はオンライン6回・会場3回
生成AIパスポート 5,500円 通常は2・4・6・8・10月に実施
電験三種 7,700円 年2回(2022年度から)
第一種電気工事士 13,000円 年2回(上期・下期)。2023年度までは年1回
第二種電気工事士 11,100円 年2回(上期・下期)
保育士 12,700円 年2回(前期・後期)
気象予報士 11,400円 年2回(1月・8月)

科目合格や免除が次回以降も有効な試験は、何年かに分けて払う

科目合格や免除が次の回にも有効な32試験では、受け直す範囲が狭くなります。 一方で、受ける年ごとに受験料がかかります。何が残るかは、試験ごとに違います。

試験 持ち越し 何が残るか
基本情報 免除 前の回の成績を持ち越す仕組みはありません。免除は、認定された講座を受けて修了試験に合格した人が受けられる科目A試験の免除です。
G検定 未確認
生成AIパスポート 未確認
電験一種 科目合格・免除 一次試験の科目合格は、合格した年度の初めから3年以内に使えます。一次試験そのものに合格すると、年度の初めから2年以内は一次試験が免除されます。
電験二種 科目合格・免除 一次試験の科目合格は、合格した年度の初めから3年以内に使えます。一次試験そのものに合格すると、年度の初めから2年以内は一次試験が免除されます。
電験三種 科目合格 科目合格は、合格した年度の初めから3年以内に使えます。三種には二次試験がありません。
第一種電気工事士 免除 学科試験に合格すると、次回の学科試験が免除されます。
第二種電気工事士 免除 学科試験に合格すると、次回と次々回の学科試験が免除されます。電気主任技術者の免状を持つ人や、高校などで電気工学の課程を修めた人も学科が免除されます。
原子炉主任技術者 免除 認定課程を修了した人は、筆記試験のうち法令以外が免除されます。修了の日から5年で切れます。
一級建築士 免除 学科の試験に合格すると、続く4回の建築士試験のうち2回(学科合格年の設計製図の試験を欠席した場合は3回)、学科を免除して設計製図の試験から受けられます。
二級建築士 免除 学科の試験に合格すると、続く4回の建築士試験のうち2回(学科合格年の設計製図の試験を欠席した場合は3回)、学科を免除して設計製図の試験から受けられます。
木造建築士 免除 学科の試験に合格すると、続く4回の建築士試験のうち2回(学科合格年の設計製図の試験を欠席した場合は3回)、学科を免除して設計製図の試験から受けられます。
司法書士 免除 筆記試験に合格すると、次回の筆記試験が免除されます。
社労士 免除 前の回の成績を持ち越す仕組みはありません。免除は、公務員や社会保険労務士事務所での職歴がある人が申請できる科目免除です。
弁理士 免除 短答式に合格すると2年間は短答式が免除されます。論文式は、必須科目が2年間、選択科目は期限なしで免除されます。
宅建士 免除 前の回の成績を持ち越す仕組みはありません。免除は、登録講習を修了した人が受けられる5問の免除です。
不動産鑑定士 免除 短答式に合格すると、合格発表の日から2年を経過する日までは短答式が免除され、論文式から受けられます。論文式にも、大学で教えた経歴や司法試験の合格などによる科目免除があります。
管理業務主任者 免除 マンション管理士試験合格者は、所定の申請により5問免除を受けられます。
賃貸不動産経営管理士 免除 2025年度または2026年度の指定講習修了者は5問免除の対象です。
マンション管理士 免除 管理業務主任者試験合格者等は、申込時の所定の申請により5問免除を受けられます。
公認会計士 免除 短答式に合格すると、合格発表の日から2年間、短答式が免除されます。論文式については、合格した科目が、合格発表の日から2年間免除されます。
税理士 科目合格 科目ごとに合格でき、一度合格した科目は、その後の試験でずっと免除されます。期限はありません。
日商簿記検定 未確認
FP2級 科目合格 学科と実技のどちらか一方だけに合格した場合(一部合格)、合格した試験は、その試験実施日の翌々年度末まで免除されます。
FP3級 科目合格 学科と実技のどちらか一方だけに合格した場合(一部合格)、合格した試験は、その試験実施日の翌々年度末まで免除されます。
中小企業診断士 科目合格 1次試験に合格すると、その年度と翌年度の2回、2次試験を受けられます。1次試験には科目ごとの免除もあります。
社会福祉士 免除 前の回の成績を持ち越す仕組みはありません。免除は、精神保健福祉士の資格を持つ人などが受けられる共通科目の免除です(法第38条)。
介護福祉士 科目合格 第38回(令和8年)から、試験科目が3つのパートに分かれました。合格したパートは、翌年・翌々年の試験で受験が免除されます。2回目以降は、全パートを受け直すか、不合格のパートだけを受けるかを選べます(不合格パートの一部だけを選ぶことはできません)。第37回以前の結果では、パートを選んで受けることはできません。
精神保健福祉士 免除 社会福祉士の登録を受けている人などは、社会福祉士と共通の科目が免除されます。
保育士 科目合格 筆記試験は科目ごとに合否が決まり、合格した科目は合格した年を含めて3年間免除されます。対象の施設で所定の期間・時間働くと、最長5年まで延ばせます。
気象予報士 科目合格 学科試験に合格すると、通知の日から1年以内の学科試験が免除されます。学科の一部だけ合格した場合も同じく1年です。
秘書検定 免除 筆記試験免除受験の受付期間は通常受験と異なります。対象者と有効期間は公式案内で確認してください。

受験料を対象とする公的な補助制度はない

教育訓練給付金のように、受講費用の一部が支給される制度があります。ただし、収録した 8制度のうち、受験料を補助の対象とするものはありません。 いずれも対象は、講座の受講費用または訓練期間中の生活費です。

制度 出る額 何に対して出るか
専門実践教育訓練給付金 給付金 50% 年間40万円 指定を受けた講座の費用。受験料や、独学で買った本には出ません
特定一般教育訓練給付金 給付金 40% 20万円 指定を受けた講座の費用。受験料や、独学で買った本には出ません
一般教育訓練給付金 給付金 20% 10万円 指定を受けた講座の費用。受験料や、独学で買った本には出ません
高等職業訓練促進給付金 給付金 月10万円 住民税課税世帯は月70,500円 養成機関で修業する期間の生活費。受験料や、1回ごとの講座の費用に出るものではありません
自立支援教育訓練給付金 給付金 60% 20万円(一般・特定一般の対象講座)/修学年数×40万円、最大160万円(専門実践の対象講座) 都道府県等の指定を受けた講座の費用。受験料には出ません。受講の前に指定を受ける必要があります
求職者支援制度 給付金 月10万円 通所手当は月上限42,500円、寄宿手当は月10,700円 職業訓練の受講料(無料)と、受講期間中の生活費。受験料には出ません
求職者支援資金融資 融資 利率2% 単身は月5万円、扶養家族がいる方は月10万円×訓練月数 訓練期間中の生活費。受験料のための融資ではありません
ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付 融資 — 入学準備金50万円、就職準備金20万円 入学の準備と就職の準備にかかるお金。受験料そのものの貸付ではありません

8制度のうち6つが給付金で、残りは融資です。独学で本を買って受けるだけなら、 これらの制度の対象にはなりません。講座を受講するなら、その講座が指定を受けているか どうかで、給付の対象になるかが変わります。

合格率が高い試験が、安いわけではない

受験料と合格率は、別のものです。義肢装具士国家試験の59,800円は、 収録した中でいちばん高い額ですが、額が高いのは実施にかかる手間を反映したもので、 難しさの指標ではありません。安い試験に何度も申し込む場合と、高い試験に1回で合格する 場合とでは、かかる総額の大小が逆転することもあります。

受験料の額は、実施団体の案内と政令をもとに収録しています。試験ごとの額と確認した日は、 各試験のページにあります。額は改定されることがあるので、申し込む前に、公式の受験案内で 確かめてください。